学ぶ楽しみがモチベーション
放課後NPOの平岩さんは、「子どもたちに教えることで、大人(教えるほう)も元気になっていく」という。実際、平岩さん自身も活動を続けることで、思いもよらぬ発見や新しい出会いが生まれ、活動の幅が広がっていくことに大きな喜びを感じているようだ。ソーシャルデザインの実践者にとって、学び、自分自身の成長を実感することは活動の原動力となり、一方、ソーシャルデザインそのものが、まだ見ぬ世界を創造するプロセスだから、いつでもフレッシュな学びの機会を提供する。この主体と対象の相性の良さが、よい反復運動を生み出し、活動の好循環をつくり出すのだろう。
ソーシャルデザインの実践者は、自らの成長を想像し、期待することを通じて、活動の意義をより豊かにできる。それは、社会問題の解決に奉仕する献身的な自己像への満足という、旧来のソーシャルワーカーの認識とは一線を画す。(田)

